飲み続けることで効果が表れてくるハーブティーですが、

独特の味に馴染めない人もいるようです。

わたしも当初、ハーブの茶葉だけのハーブティーは、

色も薄く(美味しそうにみえない）、

日本茶と比べても薬臭く、

どうも馴染むことができませんでした。

ハーブティーをいただいても、人にあげたり、放置していたり。

それがどうしてハーブティーにはまるようになったかというと、

ブレンドすることを知ったからです。

そうして、ハーブティーの美味しさと奥深さに気づいたのでした。

まず初心者の方は、紅茶や緑茶とのブレンドをおすすめします。

そうして、わたしの経験からいうと、いい紅茶や緑茶を使う必要が

全くありません。

かえって高価な紅茶や緑茶では、ハーブの微妙な味わいが消されて

しまうような気がします。

普通の紅茶や緑茶が格段に美味しくなることを楽しむためには、

安価な普通の茶葉で十分なのです。

わたしはもともと紅茶が好きで、マイボトルに紅茶を入れて出勤する

ほどでした。

そんな普段使いの紅茶に鉢植えのフレッシュハーブを浮かべてみたのです。

ハーブは、ミントやタイム、バジルなど。

いつもの紅茶がパッと高級なハーブ紅茶に変身したのです。

フレッシュなハーブを入れたハーブ紅茶は、葉っぱの成分が浸出して

あとから甘みが広がり、本当に深い味わいになりました。

そのときの驚きは感動モノでした。

また目で見て楽しむなら、酸味がありますが、ハイビスカスや

ローズヒップがおすすめです。

可愛いピンクのお茶になり、気分が華やぎます。

ハーブのブレンドの方法は、香りや味が似たハーブを３～４種類

ブレンドするのがいいようです。

あまり欲張ってあれもこれもとブレンドすると、味や香りが

わからなくなってしまうというのがその理由です。

３～４種類ブレンドすることで、深い味わいになり、

ハーブが持つ効能の相乗効果も期待できます。

やってみたことはないのですが、フルーツジュースや、

ビール、ウイスキー、ブランデーなどのお酒にも

ハーブをブレンドできるようです。

ハーブティーを濃い目に作り、冷やしたものを混ぜます。

いろいろと試してみて、自分好みの味や、香りをみつけましょう。