2025/02/07 16:02

ハーブを知っていくと、ハーブティーのハーブと精油のハーブは
違うものだと気付く瞬間があります。
同じハーブ 例えば、ペパーミントのティーとペパーミントの精油。
ハーブ初心者には同じものと考えがちですが、成分が違うのです。
どう違うかというと、ハーブティーは水溶性、つまり水に溶ける
成分が出てきます。
精油は脂溶性、油に溶ける成分を使用します。
なので、ラベンダーはティーもありますが、もっぱら精油として
使われます。
また、ジャーマンカモミールは、ティーが一般的ですが、精油は
あまり聞かない。
似たような花で、ローマンカモミールというハーブがありますが、
これは精油でよく使われます。
そこでジャーマンカモミールと、ローマンカモミールは、成分が
異なるハーブと言えます。
ハーブには、水溶性の成分と脂溶性の成分があるので、どちらかを
人間にとって好ましい方で使い分けているというそんなイメージです。
また、精油は口に入れてはいけない雑貨扱い、ティーは食品の
分類となりますが、ハーブティーも、アロマの精油も成分は
身体の中に取り入れられて効果を発揮します。
ハーブティーはお湯に溶け出た成分を口から摂りますし、精油は
芳香成分の分子が小さいため、オイルトリートメントで使うと、
皮膚の表面から吸収され、毛細血管やリンパ管に入り、
全身を循環します。
また、呼吸によって気道から肺に入り、肺の毛細血管から血中に
取り込まれ、同じように血液循環によって全身を巡ります。
もちろん鼻から脳の神経へ働きかけ、身体的精神的作用を
もたらすのも芳香分子です。
ハーブティーとアロマの精油は取り込み方も違うし、成分も
それぞれ異なると考えていいと思います。
でも身体に良い効果をもたらすことには間違いありません。
効果を知って積極的に取り入れていきたいですね。
